ソイレント・グリーン(1973年)
★★★☆
人口が爆発した世界。人々は国から支給される食料を頼りに暮らしていたが…荒廃した未来社会を驚愕の想像力で描いたディストピアSF!どこを見ても人間しかいない絶望感。いつの間にかあの世へ送られる恐怖。戦慄のソイレント・グリーンに鳥肌!
ソウ(2004年)
★★★★★
ソリッドシチュエーションスリラーというジャンルを確立した歴史的傑作。この後、亜流の作品が数百本と作られたが、これを超えた作品は無いのでは。圧倒的なシナリオの完成度、スピーディな演出と大どんでん返し、ラストの「Game over!」に痺れる!
ソウ2(2005年)
★★★☆
筋立ての巧みさでは前作に一歩劣るが、相変わらずのドンデン返しと意外な真相が綺麗にハマる良作。個人的にこのシリーズはここまでは面白く観れた。3以降は…ストーリーよりもグロさが先行してしまった印象…
続・激突!/カージャック(1974年)
★★★☆
スピルバーグの初期作品。夫婦がパトカーを奪い取り、警官を人質に息子の元へ向かうロードムービー。スピルバーグらしい、冒険心とエンタメが入り混じったアメリカンニューシネマという趣きで、中々面白い。ダイナミックな撮影も素晴らしい。
その土曜日、7時58分(2007年)
★★★★
「十二人の怒れる男」から50年。巨匠S・ルメットの遺作となったのは、人間の欲と浅ましさを正面から描いたサスペンススリラー。うだつの上がらない兄弟が、親の経営する宝石店への強盗計画を立てるが…なんという容赦ない展開。思わず言葉を失う傑作
ゾンビ(1978年)
★★★★★
原点にして金字塔。まさにレガシーの如き傑作ホラー。生きる死者たちが蠢く衝撃、濃い人間ドラマ、スプラッター、ゴブリンの狂気の音楽。どの角度から観ても凄まじく、忘れられぬ映画体験になる。ショッピングモールでゾンビと戦うワクワク感は一生の思い出。
ゾンビーバー(2014年)
★★★☆
汚染物質を浴びて凶悪化したビーバーたちがキャンプ場の若者を襲う!アホ度数100%のキャラクターたちが攻防を繰り広げるザッツB級ホラー。さらにビーバーに噛まれた人間たちがゾンビ・ビーバー化してゆくカオスさ。75分なので酒飲みながら笑って観れます!