永遠のこどもたち(2007年)

★★★★

ギレルモ・デル・トロがプロデュースしたダークファンタジー風の傑作ホラー。昔孤児院だった屋敷に移り住んだ一家に、次々と怪奇現象が起き、ついには子供が行方不明になってしまう…巧みな伏線で、現世と死後をドラマティックに描いた印象的な傑作。

映画大好きポンポさん(2021年)

★★★★

映画製作への愛が伝わってくる良品。作品の編集段階で味わう地獄が、アニメならではの圧巻の描写力でしっかり描かれているのが素晴らしい。ただ、障害が少なくやや上手くいきすぎという印象もあり、このあたりが90分で描く限界なのかも(^^;)

エイリアン(1979年)

★★★★★

圧倒的な完成度のビジュアルと美術・視覚効果・恐怖をもって、異形の生物との対決を描いたSFホラーの金字塔。
異星人の驚異的な造形と、観客の想像を絶する繁殖方法に背筋が凍る。とにかく恐ろしい。後世に計り知れぬ影響を与えた、未来永劫色褪せない名画。

エイリアン2(1986年)

★★★★★

金字塔的名作だった前作の要素をキチンと踏まえつつ、全てをエンタメに換骨奪胎させてしまった奇跡の娯楽大作。ラスト1時間の見せ場の連続はまさに極上で、恐怖・アクション・人間ドラマがガッチリと組み合わさったクライマックスに興奮がブチ上がる!

エイリアン3(1992年)

★★★

度重なる脚本家の交代、混乱し怒号が飛び交う撮影現場、2の結末を裏切られたファンからの不支持…天才D・フィンチャーのデビュー作にして、大作映画の洗礼をモロに浴びた問題作。今見返すと映像ビジュアル面の演出はさすがで、これはこれで悪くない印象。

エイリアンVSプレデター(2004年)

★★★☆

2大凶悪異星人、夢の対決!壮絶なバトルが楽しい。登場人物たちが、エイリアンはガチで凶暴だがプレデターはまだ話が分かる奴だからそっちにつこう!と応援し始める展開も面白い。イロモノと侮るなかれ、最後まで見せ場の連続で飽きさせない良作!

エクソシスト(1971年)

★★★★

悪魔と神父の対決を描いたオカルト映画の金字塔。おぞましい映像の数々は今見ても恐怖そのもの。少女と母親の親子愛と、神父の人生を描いたドラマとしても物凄い見応え。圧倒的な重厚さと恐怖を融合させて、ホラー映画の価値を根底から引き上げた歴史的傑作

es(2001年)

★★★★☆

スタンフォード監獄実験をベースにした史上最凶レベルのサイコサスペンス。囚人役と看守役に分かれ、2週間収容される被験者。次第に変貌する人格。迫り来る恐怖と狂気。そして最悪の事態へと繋がってゆく。
人間の怖さ。その本質を描き切った恐ろしすぎる傑作。

SNS-少女たちの10日間-(2020年)

★★★★

SNSで子供たちが直面する危険をありのままに映し出す、恐るべきドキュメント。3人の少女にネット上で群がる変態男たち。露出する性器のオンパレードに吐き気がする。SNS上で露わになる人間の本性と歪んだ欲望を描き、チェコ警察をも動かした衝撃作

エスター(2009年)

★★★★★

不穏な導入、戦慄の展開、驚愕のどんでん返し、怒涛の終盤…サイコスリラーのあらゆる魅力が完璧に詰め込まれた大傑作。特に後半のジェットコースター感、畳み掛ける見せ場の連続はまさに圧巻で、動悸が止まらなくなる。想像を絶するエスターの凶悪さに鳥肌!

L.A.コンフィデンシャル(1997年)

★★★★☆

本物の傑作です。
50年代のロスを舞台に、マフィアの抗争と警察内部の腐敗に立ち向かう男たちの勇姿をスリリング描ききった一本。迫真のドラマ、どんでん返しまくるシナリオ、痺れるアクションと、まさに完璧な作品。ラッセル・クロウに痺れる!

エルム街の悪夢(1984年)

★★★★

ホラー映画の代表的怪物:フレディのデビュー作。寝たら襲ってくる殺人鬼という天才的設定で、観客に夢か現実かを分からなくするストーリーテリングが素晴らしい。罠を張って戦いまくるヒロインや、結末の余韻も良いし、若き日のジョニー・デップが死ぬ!

ELEVATED(1996年)

★★★★

「CUBE」のV・ナタリ監督による20分の短編デビュー作。エレベーターの中を舞台に、3人のみで展開するスリラー。とにかく完成度が高い。全貌の見えない恐怖と、密室空間での人間の狂気に戦慄する逸品。グロい世にも奇妙な物語といった雰囲気。鬼才の原点がここに

エンゼル・ハート(1987年)

★★★★

未曾有の恐怖に包まれる傑作。
人探しを依頼された探偵が辿り着いた、絶対に踏み込んではならぬ真実とは…普通のサスペンスに見せて、悪魔という存在そのものを血生臭く描き出す後半は悪夢そのもの。誰にも真似できない唯一無二のオカルトスリラー映画!

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