ヴァイラス(1998年)
★★★☆
電気体のような地球外生命体(?)に占領された豪華客船の機械が動き出し、次々と乗組員を襲う!
その奇抜な設定が活かされた実に愉快な一本。豪華キャストが次々〝機械改造〟されるグロさが最高。ラストまで一気に魅せる、世紀末に突如現れたB級SFホラーの快作!
ウィッカーマン(1973年)
★★★★?
映画史上に残る究極のカルト映画。行方不明者を追って孤島にやってきた警官が目にしたのは、島の人々の異常な生態だった…!
意味不明なミュージカル、卑猥発言を連発する子供、衝撃のラスト…笑っていいのか?怖がるべきか?全てが狂ってる超絶怪作!
ヴィデオドローム(1983年)
★★★☆
クローネンバーグ印100%の生理的グロホラー。呪われた番組を観たテレビ局員が、様々な幻覚に苛まれ精神が崩壊してゆく。腹から取り出されるビデオ、銃器に変質する腕、テレビに取り込まれる人間。一生忘れられぬ異様なイメージの数々に震えるカルト映画
ウインド・リバー(2017年)
★★★☆
アメリカ、ワイオミング州の先住民保留地。雪に閉ざされたド田舎に生きる人々の絶望感と、そこで発生した残酷な殺人事件を解明するスリラー。シンプルな筋書き。深遠な人間ドラマ。全編をピンと張りつめた緊迫感が支配する、サスペンス映画の良作。
ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年)
★★★★
金、金、女、女、ドラッグ、ドラッグ!
ほぼそれだけの三時間の長丁場。ディカプリオのハイテンションぶりに、観客すらジャンキーにさせられてゆく映画の作りが物凄い。70歳過ぎてこの熱量。天才M・スコセッシの集大成的傑作!