レイジング・ケイン(1991年)

★★★

多重人格をテーマにしたデパルマ流スリラー。怪優ジョン・リスゴーの何人もに人格が分裂した演技は素晴らしいが、話はなかなか難解で苦労する。割とどうでも良い場面に、突然超絶カメラワーク&カッティングをぶち込むデパルマワールドが全開で楽しい!

レイダース/失われた聖堰(1981年)

★★★★

アクティブすぎる考古学者・インディージョーンズが活躍するシリーズ第1作!恐ろしくも楽しいアドベンチャー映画の魅力がたっぷり。ハラハラするアクション、挟まれるユーモアやテンポ感抜群のストーリーが素晴らしい。エンタメを体現した名作

レクイエム・フォー・ドリーム(2000年)

★★★★★

極限の恐怖。そして極限の後味の悪さを味わえる唯一無二のスリラー映画。鬼才、D・アロノフスキーのすさまじい映像演出と、豪華俳優陣の壮絶な怪演が完全融合。覚醒剤の恐怖を神業的な手法で表現した、現代サスペンスの最高傑作!

レザボア・ドッグス(1991年)

★★★★

タランティーノ伝説のデビュー作。
無駄な会話と音楽、バイオレンス。そして観る者の期待に応えながら、定石をぶっとばしてゆく脚本の破格さ!魅力的なキャラクター達と、自由自在な時系列。タランティーノの持ち味フルパワーで最後まで突き進む傑作。

REC/レック(2008年)

★★★★

POVで密室ゾンビものをやりきったスペイン産ホラーの快作。中盤以降のジェットコースター的な展開は秀逸で、特に神懸かり的なのは終盤の光源がなくなってゆくくだり。初見時、あまりの恐怖に卒倒しそうになった。主人公の熱演やゾンビの熱量にも満足の傑作!

レディ・オア・ノット(2019年)

★★★☆

花嫁が嫁ぎ先の大富豪の家でかくれんぼデスゲームを強要されるスリラー。ショットガンで反撃に転じる花嫁はカッコいいし、敵キャラも立ってるし、バカコメディ要素も意外に豊富で中々観やすい。特に出色なのはクライマックスの超展開。これが凄い

レディ・プレイヤー1(2018年)

★★★★

スピルバーグ作品らしい、底抜けのワクワク感と鮮やかなストーリー、生き生きしたキャラクターの魅力が爆発した傑作!70歳を超えてなお、この物量、この遊び心のスゴさ。永遠に少年の心を持ち続ける稀代の監督による逸品。日本のキャラも大活躍!

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