容疑者Xの献身(2008年)

直木賞を受賞した東野圭吾の傑作小説の見事な映画化。ガリレオのドラマとは一線を画した映画らしい演出。驚愕のトリック。何より犯人役の孤独で心優しい数学者:堤真一と娘を思う母親:松雪泰子の芝居が本当に素晴らしい。終盤の極限の人間ドラマに涙。

欲望という名の電車(1951年)

20世期最高と言われる名戯曲、奇跡の映画化。今まで数千本の映画に触れてきたが、芝居という一点において間違いなく頂点の作品である。天才女優V・リーが、自らの精神を崩壊させてまで挑んだ狂気の熱演。 全身全霊の演技対決に鳥肌収まらぬ超傑作

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