女神の見えざる手(2016年)
★★★★
銃所持を後押しするライフル業界と対決するロビイストを描いた社会派サスペンス。とにかく主演:ジェシカ・チャスティンの格好良さ!一体何をどうすれば、あんな鋼のようなメンタルを持てるのか。卑怯な手を使う政敵、緊迫する展開…衝撃のラストが最高!
めまい(1958年)
★★★★
サスペンスの神様・ヒッチコックの名作。
ズームインとトラックバックを併用した「めまいショット」をはじめ、圧巻の映像技法で亡き女の面影を追い続ける哀しさを描く。全編を通しての美しさと呆気に取られるラストはいまだに衝撃的。観客にすさまじい余韻を残す。
メメント(2001年)
★★★★☆
C・ノーラン初期の傑作。10分しか記憶が持たない男を主人公とし、時系列を逆で描くという発想が凄すぎる。訳が分からなくなりそうなものだが、見ているうちにぐいぐいと引き込まれ、衝撃のラストがピタリとハマる。監督の神業的技巧が冴え渡るスリラーの逸品!