アイアムアヒーロー(2016年)

★★★★

冴えない中年男が、好きな女の子を守るため、ショットガンを片手にゾンビをぶっ殺しまくる!!…少年なら誰もが一度は夢見たであろうシチュエーションを突き詰めた作品が、まさか邦画に現れるとは。アクション物&ゾンビ物としても高品質なド快作!

哀愁しんでれら(2021年)

★★★☆

あまりの結末に観賞直後こそ「こんなことがあってなるものか」と認められなかったが、時間が経つに連れて色々なシーンが鮮明に蘇ってくる、只者ではない映画だと思う。練りに練られたシナリオに、土屋太鳳と田中圭の狂演。一生脳裏に刻まれるラスト。圧巻だとは思います。

アイデンティティー(2003年)

★★★★

空前のどんでん返し映画として名高いサスペンススリラーの傑作。寂れたモーテルに閉じ込められた11人の男女。やがてそのうちの一人が殺されるが…!?全てをぶち抜く後半の展開はまさに衝撃的。最後の最後まで気が抜けない見事なシナリオに拍手。

アオラレ(2021年)

★★★☆

激太りしたR・クロウが、社会に溜め込んだ不満を爆発させながら人々に襲いかかる恐怖のアクションスリラー!完全にタガが外れたヤバさは、いい意味でアカデミー賞受賞者の面影が皆無で素晴らしい。ヒロインの逆襲展開など、ジャンルムービーのツボも押さえた良作

悪なき殺人(2019年)

★★★★

とある女性の行方不明事件の真相を、7名の男女の群像劇から解き明かしてゆくサスペンス。シナリオがとにかく秀逸!人間は偶然には勝てないというメッセージ。その裏から立ち上がってゆく愛という究極のテーマ。カチッとハマってゆくパズルのピースが楽しい傑作

アクエリアス(1986年)

★★★★

80年代に量産されたスプラッターホラーの中でも頭一つ抜けた、スリリングな良作!
フクロウの被り物の殺人鬼。縦横無尽のカメラワーク。テンポ良い展開。そして恐ろしくも美しい、舞台上に死体を並べたクライマックス。印象的なシーンの数々で魅せる一本。

悪の教典(2012年)

★★★☆

サイコパス×大量殺人×エンタメを掛け合わせた怪作。前半は三池監督の演出が冴えまくり、物凄い緊迫感が持続するが、後半はあまりの死体量に胃もたれが起きる。瞳孔が開ききった伊藤英明の怪演は必見。二階堂ふみ、染谷将太、松岡茉優など生徒側キャストも凄い。

悪魔のいけにえ(1974年)

★★★★★

この世のホラー映画の頂点に君臨する金字塔。唐突かつ不条理な展開、ざらついた映像、意味不明な登場人物、容赦ないチェーンソーの轟音、狂気のラストカット…全ての粗さが恐怖に結実してしまった奇跡の作品。
観客の正気を奪う史上最恐の超傑作。

悪魔のいけにえ2(1986年)

★★★★

前作の圧倒的な完成度を超えるのは無理と判断したのか、ひたすら狂人ギャグ路線を突き詰めた結果、これはこれでアリというド怪作が爆誕。レザーフェイスの初恋、クレイジーな装飾、Dホッパーの意味不明さ…世紀のバカ映画!

アザーズ(2001年)

★★★★

古典的な屋敷ホラーをしっかりと現代ナイズさせた傑作!過不足ない良質なシナリオにしっかりと怖い数々のシーン、 N・キッドマンの素晴らしい演技、そして見事に決まるラストの大どんでん返し!それほど語られない映画という印象ですが、名作だと思います。

アス(2019年)

★★★

一家4人が自分たちと瓜二つな集団に襲撃されるサスペンスホラー。そっくりの家族が、手を繋いで庭先にジッと立っているビジュアルの恐怖が凄い!連続するアクションシーンや驚愕の大オチなどもなかなか良い感じだが、作品の緻密さは「ゲット・アウト」の方が上かも

アタック・オブ・ザ・キラートマト(1978年)

ある日突然、トマトが人々を襲い始めた…と同時にチープ極まりない酷すぎる演出が観客を襲う!トマトの襲撃シーンはカメラ脇からスタッフがトマトを投げているだけという凄まじさ。「B級映画」を超越して「Z級映画」と名高い歴史的クソ映画!!

アナベル 死霊館の人形(2014年)

★★★

呪いの掛けられた人形の持ち主になってしまった夫婦に降りかかる恐怖を描いたホラー。ストーリーは定番中の定番という感じだが、実話をもとにしているというから驚く。とにかくアナベルの顔が怖い。醸し出す雰囲気も怖い。でもお行儀のよいホラー。

アバター(2009年)

★★★★☆

3D映画というジャンルを作り、その金字塔となった超大作。天才J・キャメロンから溢れ出るイメージは圧巻で、ナヴィ族と人間の攻防が描かれるラスト30分はあまりの空前絶後のスケールに「一体私は何を観てるのだろう…」と震えた。3Dでこそ真価を発揮する傑作!

アビス(1989年)

★★★★

深海マニアの天才J・キャメロンが、圧巻のイマジネーションで作り出した深海SFアドベンチャー!心肺マッサージの熱量、深海へ沈んでゆく恐怖、そして未知との接触…後半にいくに連れどんどん深淵に迫る展開と見せ場の連続に鳥肌。監督の演出力に脱帽する傑作。

ア・フュー・グッドメン(1992年)

★★★★

法廷サスペンスの傑作。アメリカ軍基地で起きた一つの殺人事件…軍部全体を覆う黒い闇に若手弁護士が立ち向かう。T・クルーズの眩いばかりスター性vsJ・ニコルソンの人間離れした圧巻の存在感。2人がぶつかり合う迫真の裁判シーンは至極!

アメリカン・ビューティー(1999年)

★★★★★

ホームドラマ史上に燦然と輝く大傑作。普通なようで、どこかクレイジーな登場人物たちが、絶妙なシナリオで絡み合い、一つの家庭が崩壊してゆく儚くもブラックな面白さ!人間の可笑しさ、家族の哀しさ…あらゆる感情を描いた究極のヒューマンドラマ。

アラジン(2019年)

★★★★☆

ガイ・リッチーという天才がその真価を発揮しきった超絶娯楽大作。W・スミス演じるジーニーのミュージカルシーンは、常人には到底考えつかない奇想天外なイマジネーションの嵐に驚愕する。良質なアクションあり、ラブロマンスありのこれぞ王道エンタメ!

アンタッチャブル(1987年)

★★★★☆

デパルマらしいサスペンス演出とエンタメ精神が見事に融合したマフィア映画の大傑作!!スローモーションで描かれる階段の銃撃戦シーンの果てしない格好良さ…これぞ映画という凄さに鳥肌。豪華俳優陣もハマりまくりで全キャラクターが魅力的!

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